職場の温かさが大きな魅力に

福祉とはあまり縁のなかった工業高校出身です。そんな私がなぜ介護職を選んだのか？ それは就活時のこと。「人の役に立つ仕事がしたい」と先生に相談したんです。返ってきた答えが「介護はどう？」でした。そこから介護や福祉のことを調べ、本格的に学びたいと専門学校に入学。政典会を知ったのは専門学校時代です。嘉祥園を見学する機会があり、利用者のみなさんが楽しそうに過ごされている様子を見ました。温かな雰囲気の施設だと感じ、同園の介護ボランティアにも参加。その際に先輩たちから丁寧な指導を受け、働くならここがいいと入職を希望しました。

丁寧な指導&教育が自信になる

介護職は、介護者の日常生活の介助や身体介護などを行う仕事。専門学校を卒業したからといって、すぐに即戦力とはいきません。思うようにできない悩みや不安だらけです。そんな思いを払拭してくれたのは、先輩・上司の指導力。介護ボランティアで参加した時の印象と変わらず、熱意と愛情を持って育ててもらったと感じています。相談や質問をしやすい環境が整っており、遠慮せずに何でも話せる関係性は業務を進める上でも大切。そうして築いたチームワークの良さは、利用者のみなさんにも必ず伝わっていると思います。

介護のプロとして成長できる環境

入職からずっと嘉祥園でしたが、もっと広い経験と学びを得たいと希望し、2022年春から『敷根』へ。ここは通所・宿泊・訪問のサービスを行う拠点の他、公民館のような集会所があります。利用者の方やご家族だけでなく、地域に暮らす人にも活用してもらうための施設なんです。政典会には多様な施設があるので、介護職にしても多くの経験を積める機会があります。これからの課題は培ってきた介護知識と技術を、サービスや地域にどう活かすか。施設に訪れた人、関わる人に笑顔と安心を届けられるよう、私らしく頑張りたいですね。