看護職 H
- 資格:看護師
- 年齢:34歳
- 入職:2年目
- 職種:看護師
- Hさんはこんな人:子供たちがまだ幼いため、日勤中心など、状況に合わせた勤務シフトを組んでもらいながらワークライフバランスを実現。休日は家族でゆっくり過ごすことが多いそう。
一人ひとりと向き合える介護施設の看護師
『ケアサポートセンター集』では、施設の利用者さんに対する看護業務を行います。バイタルチェックをはじめとする健康状態の確認、服薬の仕分けや説明、医療機関とのやり取りなど。加えて、訪問看護では状況に応じて点滴をしたり排便の確認をしたり。健康面についてスタッフや家族から相談を受けることもあります。私の助言が利用者さんの意欲向上につながったケースでは、家族の方からお礼を言われてジーンとした経験も。介護・リハビリの職員と連携を図りながら、一人ひとりのペースに合わせた看護を提供できるよう努力しているところです。
育児中でも働きやすい温かな職場
以前は病院の看護師として働いていましたが、業務に追われ、患者さんと向き合う時間を作ることができませんでした。もっと寄り添える看護をしたい気持ちが大きくなり、当時の上司に相談したところ、介護施設に常駐する看護師はどうかとアドバイスをもらったんです。その言葉が介護施設で働く後押しに。実は祖父が政典会の『青葉の里』に入所しており、現場のおおらかで温かな雰囲気は体感済み。女性職員も多い職場なので、育児中の女性への配慮が根付いている点も◎。現在3人の子供を育てていて、あれこれ制約がある私にはうれしいポイントでした。
安心を与えられる存在になりたい
業務で心がけているのは、いつも笑顔で接すること。安心してもらわなければ、より良い看護は難しいですから。利用者のみなさんの素直な声を聞くために、自分を知ってもらう努力も大事です。初対面の方などには自己紹介を行い、対話をつなげたりもするんですよ。あとは毎日の声かけでの反応や表情など、高齢者は突然体調を崩す場合があるので小さな変化を見落とさないよう注意しています。大変さは病院勤務と変わらないけれど、看護師だけの判断で動けない場合はやはりプレッシャーが。そうした時も落ち着いて対応できる知識と経験を磨いていきたいと思います。